こんにちは。
Graceのたいきです。
6月も最終週になって2025年も半分が終わりそうです。
前半戦をしっかりとやり切って7月を迎えたいです!
本日はAl FakherのCardamonを再紹介します。

最近お客様からカルダモンを使ったミックスを頼まれることが多く、シーシャにカルダモンも入れることが多いです。
そんなカルダモンですが、Al FakherとAl FakhamahにLIRRAも出しております。
個人的にはAl FakhamahかAl Fakherのどちらかになることが多いですね。
香りとしては、カルダモンのフレーバーの中でも甘さが目立つ印象です。
Al FakhamahとAl Fakherは香りの濃さも再現性も高く似ているので、どっちがどっちかは区別するのは難しいです。
単品で吸った感想としては、熱耐性は高いものの味の乗り方としては少し薄い印象を感じます。
シロップ量などの問題もあるかなと思いますが、煙の吐き始めから吐き途中に味がするので、ブルーベリーなどの香り系に近そうです。
ミックスのベースには別のフレーバーを使うのが良いと思います。
中東系のフレーバーは基本高温で味が出るのでしっかりと蒸らしと吸い上げによる温度上昇をイメージしながら行いましょう。
ただカルダモンはブルーベリーに似ている味の出方なので、高火力を長時間キープしてしまうと味が出る前に焦げてしまうので
香りが満足するぐらいで吸い止めすると美味しいと思います。
ミックスだとカルダモン、バニラ、ホワイトムスク、ボムシェル、カシミヤのヴァニル風が美味しいです。

カルダモン4g,バニラ3g,ホワイトムスク2g,ボムシェル2g,カシミヤ1gの分量で作ってます。
香水系の中でも味の濃いフレーバーを多く使っているので、一つの味を出そうとするよりかはまとまりを作るようにした方がいいです。
吸い上げとしてはバニラのベースに他のフレーバーの香りが出始めたあたりが目安になると思います。
バニラとカルダモンの甘さがありながらもウッド系の甘さが相乗効果で楽しめる煙を目指すのが作成時の目標になります。
温度帯は中温から高温ですが半分ほどは中温で味が出るので、頑張って吸い上げをするより味と香りを見極めながら吸うのがポイントになります。
それぞれの好みもありますが、複雑な甘さをまとめて味わえれば大丈夫かと思います。
本日はAl FakherのCardamonを再紹介しました。
香水系のミックスは、多くのフレーバーを使用しながらも各々の味や香りを生かすための吸い上げや調整が難しいので、気を付ける部分が多いです。
その分美味しくできたときの達成感はやはり違いますので、是非挑戦してみてください。
本日もご来店お待ちしてます。